すっぴん時に目立たないほうれい線が、メイクをするとナゼ目立つようになるのか
すっぴんの時には目立たないほうれい線が、メイクをすると目立ってしまうというお悩みをおもちのあなた。
それは、ファンデーションがヨレて、シワの溝に溜まってしまうからではないでしょうか?
メイクにファンデーションは欠かせませんが、化粧崩れを防ぐには、自分の肌質や季節などで、種類を使い分ける必要があります。
また、塗り方や使用量、下地の選び方など、気を付けなければいけない点が意外と多いんですね。
ファンデーションは何故シワに溜まるのか?
ファンデーションの成分は、水分、油分、顔料(粉末)でできています。
パウダータイプは、水分も油分もほとんど含まず、9割は顔料ですが、リキッドタイプやクリームタイプは、水分と油分を多く含んでいます。
ファンデーションは、汗で崩れないように耐水性はかなり高いのですが、皮脂には非常に弱いという弱点があります。
普段から皮脂の分泌が多めの方は、時間がたつとファンデーションが皮脂と混ざって溶け出すために、溝となっているシワに流れ込んで溜まってしまうんですね。
ファンデーションがヨレないための対策とは?
ファンデーションのヨレは、
- 季節やお肌の状態で化粧下地やファンデーションを変える
- 化粧下地やファンデーションの重ねづけや過剰使用を避ける
のたった2つのポイントを守ることでかなり改善されます。
あなたのお肌がオイリー肌なら、油分を含むリキッドやクリームファンデーションはオススメできません。
皮脂をコントロールしてくれる化粧下地とパウダーファンデーションを上手に使い、過剰に出た皮脂はハンカチなどでこまめにオフしましょう。
もし、おでこや頬は乾燥する混合肌なら、ファンデーションに保湿性を求めるのではなく、
メイク前のスキンケアの時点でたっぷり保湿を心がけましょう。
どうしても、ファンデーションで保湿がしたいなら、Tゾーンはパウダー、その他はリキッドなど、お肌の状態に合わせて使い分けてみてください。
ほうれい線を目立たせないメイクの方法とは?
ファンデーションがほうれい線に溜まる原因は、多くの場合、化粧下地やファンデーションの重ねづけや過剰使用にあります。
実際、ファンデーションの使用量って、驚くほど少なくてOKなんですね。
特に、テカりやすいTゾーンは、頬にファンデーションを塗った後の、スポンジに残ったわずかな量で十分足ります。
毛穴やくすみをカバーしたくてついつい厚塗りをしたくなりますが、つけすぎは必ずメイクの崩れにつながります。
ファンデーションにカバー力を求めたいなら、薄づきでもカバー力の高いパウダーファンデーションを選びましょう。
私自身、いつもテカりがちのテカりのプロですが、
- メイク前に十分な保湿をしたり、
- Tゾーンにテカらない化粧下地を使ったり、
- 季節によってファンデーションを使い分けたり、
- お昼のお化粧直しで、ファンデーションをつけ直さず、ルースパウダーでテカりを抑える程度にとどめたりと、
色々と工夫をすることで、午前中や夕方の化粧崩れを防いでいます。
皮脂は、シワを予防してくれる大切な存在なので、すっぴんの時も、メイクの時も、上手に付き合っていきたいものですね。