ほうれい線を薄くしたい！ヒアルロン酸パッチは本当に効果があるのか？

ほうれい線に、

ヒアルロン酸パッチというものが効くらしいので、

どういうものか調べてみることにしました。

ヒアルロン酸パッチの粘着部分には、

マイクロニードルと呼ばれる、

５００前後の極小針がくっついています。

その針は、ヒアルロン酸を固めたものでできていて、

パッチをお肌に貼る（というより、

指でゆっくり押し込んで刺すイメージ）と、

針そのものがだんだん皮下で溶けて、

お肌の内部に広がるしくみになっています。

ヒアルロン酸パッチは、針というツールを使い、

美容成分を確実にお肌へ送り込むことができるため、

抗シワと保湿のＷの効果が期待できると、

ここ数年で話題の美容アイテムなんですって。

ヒアルロン酸をお肌へ浸透させる３つの方法

ヒアルロン酸は、お肌の弾力を取り戻し、

ハリを与えるので、

ほうれい線対策にはピッタリの美容成分です。

ヒアルロン酸を補う代表的な手段には、

皮下注射、美容液、ヒアルロン酸パッチが

あります。

では、それぞれの効果と持続性を

みていきましょう。

１．皮下注射

 皮下注射は、その名のとおり、

お肌の奥深くにある皮下組織へ

ヒアルロン酸をダイレクトに送り込む施術方法です。

お肌の階層は、表面から、

角質層、表皮、真皮、皮下組織と

何層ものミルフィーユ状になっていて、

美容成分をお肌表面から皮下組織まで

送り込むには、注射が唯一の手段です。

専門機関でしか施術を受けることができず、

個人差はありますが、

一回の施術で１ｍｌ〜３ｍｌが使用され、

数か月〜１年と効果の持続性が高いといわれています。

２．美容液

ヒアルロン酸の分子は皮膚細胞よりも大きく、

皮膚への浸透は期待できないため、

美容液では、これまで皮膚表面を

潤すことしかできませんでした。

最近は、ナノ化ヒアルロン酸が開発され、

製品によっては、角質層まで成分を

届けることが可能になっています。

皮膚の深部へ潤いを届けて

ほうれい線を改善するというよりは、

皮膚からの水分蒸発を防ぎ、

乾燥からくるシワを予防する役割があります。

効果の持続性は非常に短く、

洗顔の度に塗り直す必要があります。

 ３．ヒアルロン酸パッチ

ヒアルロン酸パッチについている

マイクロニードルの長さは、

メーカーにもよりますが、

０．０５ｍｍ～０．２８ｍｍです。

皮膚に直接押し込むので、

美容液と比べてお肌への浸透は良いです。

但し、表皮止まりなのか、真皮まで届くのかは

針の長さによりますので、

より持続的な効果を希望される方は、

針が長いパッチを選んでください。

寝る前に、洗顔後のお肌に貼り、

翌朝はがします。

即効性があり、

４〜６日ほど効果が続くといわれています。

ほうれい線に効くヒアルロン酸パッチの見分け方

ヒアルロン酸パッチは、

４，０００円〜１０，０００円以上と、

どれも同じように高いお値段なので、

ヒアルロン酸を、確実にお肌内部へ

届けることができるメーカーの製品を

選びたいものですね。

その鍵を握るのは、先ほどもお伝えしたとおり

針の長さ と 持続性です。

針が、きちんとお肌深くまで届けば、

一定の効果を得ることができます。

まずは、メーカーのホームページを

じっくり読んで、

針の長さ、針がどこまで届くか、

どのくらい効果が持続するかの情報が

正直に書いてある製品を見つけることが大切です。

値段や製品の受賞歴に惑わされることなく、

本当に良い製品を選びましょう。